矢沢永吉 「成り上がり」 | 書評

成り上がりという野望を持つ人は一回は読んだ方が良い1冊

成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫)

この本を知ったきっかけ

 きっかけはホリエモン(@takapon_jp)のミリオンセラープロジェクトのニコ生でした。読んだ方が良いと仰られていて、矢沢永吉世代じゃないけど各所で時折話題に上がるE.YAZAWAを知りたいと思って手に取りました。

書評

 本書の書き方は、矢沢永吉 氏が語る内容をそのまま 糸井重里 氏が書き起こしたものになるため語り口調になります。そのため、話を聞いているような感覚で読めるのでページはスラスラと進みます。
 内容は、本人が音楽に目覚める頃(広島)から横浜へと上京し、横浜・東京でスーパースターを目指してあらゆることに挑戦し、執筆当時(執筆時は28歳)までをどう生きてきたかという話です。

 さて、読んでいて感じたのは世間で聞く話と実際に違いがあったということ。たとえば、お金について、マスコミの話を聞いているとお金についてセコイという印象を感じさせられていたが、本書を読むと彼はお金に対しては周りよりも誠実に使っていたことを知った。また、メンバーの解散について今までは彼が自分に合わない人はただただ切り捨てているものだと思っていたが、それは自分がスーパースターを志すには仕方がないことであり、目標が違うメンバーとそのままずっといることは妥協であり、あくまで自分の目的を追い続けた結果なのだと思いました。

 この本書は、自分のやる気を出したい人、どこまでも高みへ目指すつもりだけど、今、道に迷い始めている人などに自分を奮い立たせるために読んでいただきたい一冊である。熱くなることは間違いない。

※注意
 本を勧める相手には注意した方が良いと思います。
 特に、一般女性に勧める場合は少し考えた方が良いと思います。
 本書には女性との関係もありのままに書かれ、あまり良く思わない人もおられるでしょう。以下のサイトを参考にしてみてください。

Yahoo!知恵袋:”友人(男性)と矢沢永吉の成り上がりという本の話題になり、私は読んだことがないと…”
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1399265578

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