ウィンドウの構造を理解する

VectorWorksのウィンドウ画面構成

バージョン:VectorWorks2013 (2012もほとんど同じです)

VectorWorksの基本操作を学ぶ第一歩として
・ウィンドウに何があるのか
・それぞれのパレット(ウィンドウのパーツ)にどのような特徴(機能)があるのか
を知りましょう。

ウィンドウ画面全体

まず、VectorWorksを立ち上げると↓と似たような画面が表示されると思います。

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一番上のメニューは配置場所が変わりませんが、

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他のパレット(↓のように移動できるツール群)は移動できるので
皆さんそれぞれ異なるでしょう。
ちなみに、各パレットは「パレット名」が書かれた上のバーをドラック&ドロップすれば
移動することができます。

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では、各パレットについてみていきましょう。

基本パレット

「基本パレット」はその名の通り、VectorWorksで図面を描く際に
最も基本的なツールがまとめられています。

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そのため、使用頻度も一番高くなります。
「基本パレット」においては配置されているツールがどういう役割を果たすのか
全て理解しておいた方が良いでしょう。

「基本パレット」の各ツールについては ⇒ 「基本パレット(リンク先作成中)」

属性パレット

「属性パレット」は「基本パレット」の四角や円などの図形を作ったときに、
その図形の「面」と「線」の設定ができます。

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図形に色をつけたい、線の色や太さを変えたい時は、
「属性パレット」を使うことを覚えておけばよいでしょう。

「属性パレット」の各ツールについては ⇒ 「属性パレット(リンク先作成中)」

データパレット

データパレットとは、選択状態の図形に対して

・形状タブ:「幅」や「高さ」、「位置」など
・レコードタブ:データベースのレコード情報
・レンダータブ:「テクスチャ」や「光」など

の設定を行うものです。

つまり、「図形の情報を管理する」パレットです。

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そのため、選択している図形が複数の場合、
同じ図形であれば、その図形の情報を変更できますが、
異なる図形であれば、共通する部分の情報しか表示されず、
共通部分のみの変更しかできません。

図形を変更するときは選択している図形に注意しましょう。

「データパレット」の詳細については ⇒ 「データパレット(リンク先作成中)」

リソースブラウザ

リソースブラウザは図形に貼る「テクスチャ」や「オリジナル図形データ」(家具など)を
管理するパレットです。
(「オリジナル図形データ」:自分で作った図形やお店のインテリアデータを読み込んだもの)

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家の屋根や壁にテクスチャを貼るときや
自分で作った毎回使う図形(電気スタンドとか)をシンボル化してあちこちに配置したいときに
活躍します。

「リソースブラウザ」の詳細については ⇒ 「リソースブラウザ(リンク先作成中)」

スナップパレット

スナップパレットは図形の大きさを決めるときのヒントを表示するかどうかを決めるパレットです。

たとえば、ある四角形を描いたときに、
もう一つの四角形の高さを合わせたいとき、
スナップパレットをONにしておくと、
元の四角形の端点にカーソルをを置いてから
設置したい場所へカーソルを移動するとその四角形と同じ高さのヒントが表示されます。

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基本的には「接戦スナップ」以外はONにしておいた方が良いと思います。

「スナップパレット」の詳細については ⇒ 「スナップパレット(リンク先作成中)」

ツールセット

ツールセットは3D図形を扱うときに使用するツールが多くあります。

家をデザインする際に2Dで壁の枠を書いて、「Ctrl+E」で高さを付けるよりも
最初から「壁ツール」で壁を描いてしまった方が早いです。
他にも、カメラを配置して、配置した地点からの視界を確認したり、
ライトを設定したりするためのツールがあります。

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3D図形を描くときは「ツールセット」を使うことを理解しておきましょう。

「ツールセット」の詳細については ⇒ 「ツールセット(リンク先作成中)」

ツールバー

ツールバーの1段目と2段目の右は
メニューや右クリックのコンテキストメニューの中で特に使うものが並んでます。

「縮尺」や「用紙全体を見る」、「クラス」、「レイヤー」、「画面登録」は特に使います。

また、ツールバー2段目の左は「基本パレット」や「ツールセット」で選択した
ツールのモードや設定ボタンが配置されています。

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「四角形」を対角線ではなく、中心から頂点を決めて描きたいときや
「ミラー反転ツール」で反転したとき、元の図形を残すか残さないかを決めたいときに
ツールバーのモードを使用します。

「ツールバー」の詳細については ⇒ 「ツールバー(リンク先作成中)」

           

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