WordPressをApacheで動かしたとき、テストページのままなときは

無題

さくらVPSなど、自分でApacheを設定するときに良く起きます。

無題

http.confを設定したのに変わらない

 /var/www/html/testディレクトリにWordPressのソースコードが入っているとします。

http.conf

<VirtualHost *:80>
     ServerName test.******.com
     DocumentRoot /var/www/html/test
     <Directory "/var/www/html/test">
        AllowOverride All
     </Directory>
     <Directory />
       AllowOverride None
     </Directory>
</VirtualHost>

 上記のように/etc/httpd/conf/http.confを設定しても変わらない時は、エラーログを見てみましょう。

$ tail -f /var/log/httpd/error_log

 すると、こんなエラーログが表示されました。

[Fri May 09 16:27:15 2014] [error] [client ***.***.***.***] 
Directory index forbidden by Options directive: 
/var/www/html/test

 このエラーは『403:見る権限がありません』という意味です。

エラーの対策

 これはPHP(index.php)の場合での対処法です。

 『403エラー』が表示される原因はアクセス先がWordPressのindex.phpではなく、WordPressのディレクトリ自体にアクセスしてしまっているためです。

 なぜindex.phpが認識しないかというとApache(http.conf)のデフォルト設定がindex.phpをインデックスになるように設定されていません。

Vim等でhttp.confを開いて『DirectoryIndex』をスラッシュ検索してみましょう。

http.conf

DirectoryIndex index.html index.html.var

 この行がインデックスを設定する行です。

 index.htmlはありますが、index.phpが記述されていませんよね。

 ということで、index.phpを追記しましょう。

http.conf

DirectoryIndex index.html index.html.var index.php

 これでテストページではなく、WordPressが表示されるようになります。

※因みにですが、PHPがインストールされていないとWordPressは起動しませんのでご注意ください。

 PHPのインストールについてもざっくり書いておきます。細かい設定については書きません。

$ sudo su -
# yum -y install php php-mbstring php-mcrypt php-mysql php-pear php-gd
# vim /etc/php.ini
 (略)
 error_log = /var/log/php_errors.log
 date.timezone = “Asia/Tokyo”

# service httpd restart

 以上です。

Sponsored link

便利な商品紹介

オムロン クッションマッサージャ(マッサージクッション) HM-341-BG ベージュ

意外と気持ち良い

富士通 FUJITSU ScanSnap iX500 (A4/両面/Wi-Fi対応) FI-IX500A

自炊するならやっぱり持っておきたい。せっかくスキャンするならOCR付きにしておくに越したことはない。

Zenback

コメント

ブックマーク

ブログランキング

ページ上部へ戻る