女性社会進出対策 と 少子化対策 の問題について考える

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少子化は女性が自立できるようになったからか?

 日本経済新聞の去年の記事だが、少子化の原因について女性労働力率と出生率の図とともに以下のように指摘している。

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重み増す少子化対策 自立進み結婚急がず  :日本経済新聞より引用

みずほ情報総研の藤森克彦主席研究員は「経済的に自立できる女性が増えたうえ、最近は一人暮らしを支えるサービスが充実している。結婚を急がない女性が多くなった」と指摘する。

 女性が社会に進出するようになって、一人でも生活することができるから結婚しないという解釈だ。それも一理あるかもしれないが、腑に落ちないことがある。本当に結婚を急がなくなったのだろうか?

 これからのことがよく分かるコラム:現在恋人がいない人は7割――20~30代の恋愛事情に迫る (2/4) – Business Media 誠

 上記の記事によれば、20〜30代の独身男女にアンケートを取ったところ、男性は77%、女性は66%の人が異性とお付き合いしていないそうだ。また、恋人がいない人の過半数が『恋人が欲しい』と回答している。なぜ恋人がいないかと質問するといい相手に出会いがないから』だそうだ。

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男性の価値が下がった?

 原因は『出会い』なのだろうか?

 私の勝手な考えだが、問題は『出会い』というよりも『男性』の価値が下がったからだと思う。

 女性が社会に進出出来なかった頃は一人で生計を立てるのは難しく、収入を得ているだけで男性に価値があった。しかし、『女性が自立できる』ようになった今では、男性の収入も減り、収入を得ているだけでは魅力が感じられず、男性の価値が低下してしまった。その結果、女性は限られた男性しか恋愛対象として見なくなったように思える。

 例えば昔は、最新の情報を手に入れる方法は限られていたためテレビの価値は高かった。しかし、今の時代はインターネットの普及やPC、スマホのデバイスのおかげで情報が簡単に手に入るようになったため、テレビの価値は下がった。見れれば良いという価値観から、デバイス(テレビ,PC,スマホ)の品質にこだわる価値観に変わった。

 つまり、社会や時代の変化によって価値観が変わり、これが男女の恋愛事情にも生じているのだと思う。

 要するに、少子化が進むのは結婚を急がないのではなく、女性が社会進出によって価値観が変わり、男性の価値が暴落して、『いい相手』にしか関心を持たれなくなったから『出会い』がなく、結婚しないのではないだろうか。

 だから、女性社会進出と少子化対策は相容れないと思う。女性の活躍の場は広がっていくべきだと思うし広がっていくだろうから、子供を生みやすい環境の整備することだけに集中して少子化対策は考える必要はないと思う。人口が増えなければ移民を受け入れるしかないだろう。

 そして僕は、女性の飲み友達さえいれば、それでいいやと思うことにした。

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